東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
事業がうまくいっていないと思ったら、どれかに当てはまっていないか考えてみてください。
経営がうまくいかなくなる3大理由
経営がうまくいかなくなる主な理由はこの3つだと考えています。事業がうまくいっていないと思ったら、どれかに当てはまっていないか考えてみるとよいでしょう。
<経営がうまくいかなくなる3大理由>
①変化に対応できなくなる
②過剰に投資をしてしまう
③不測の事態が起きる
これらについて簡単に解説します。
①変化に対応できなくなる
主に時代の変化や環境の変化に対応できず、売上を伸ばしたり、利益を上げることができなくなってしまうパターンです。世の中は常に変化しています。この変化に対応する力が必要です。強いものが生き残るのではなく、変化できるものが生き残るということです。
この場合は、本業でお金を稼げないことになってしまうので、どんどんジリ貧となって経営不振に陥るというパターンになります。
- どのような分野で収益を上げていくのか
- どうやって利益を確保するのか
など、まさに経営者の手腕となる部分です。
②過剰に投資をしてしまう
将来を過信して過剰の投資をしたり、または、事業や本業に関係ないことにお金を使ってしまうパターンです。
この場合は、投資のために借りたお金を返済していくうちにお金がどんどんなくなって経営不振に陥ってしまいます。
投資等を行う際に、
- 最初からお金をかけすぎない
- 投資額を回収できる見込みがきちんとあるのかどうかを見極める
- 本業に関係のないものにお金をつぎ込まない
これらに注意していきましょう。
③不測の事態が起きる
経営の中で予測していなかったことが起きてしまうことです。
たとえば、
- 社長が病気で倒れてしまった
- 従業員が一斉にやめてしまった
- 税金関係や労務関係で想定していなかった費用が発生した(税務調査等で多額の追徴課税が発生した、労基署が入って多額の未払残業代等が発生したなど)
- 法務関係の不備や事故・災害等で想定していなかった費用(損害賠償等)が発生した
等です。
保険でカバーできるところは保険でカバーをし、それ以外は専門家等を雇ってリスクヘッジしていきましょう。分野に応じて、次のような専門家に頼りましょう。
【それぞれの分野の専門家について】
- 会計・税金関係…税理士・公認会計士(税理士法人・会計事務所)
- 人事・労務関係…社会保険労務士(社会保険労務士法人)
- 契約・法律関係…司法書士・弁護士(司法書士法人・弁護士法人)
- 許認可申請関係…行政書士(行政書士法人)
次回は、税金についつです。
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