不安への対応
東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
いざ起業するとなると、いろいろな不安がでてくると思います。その不安は、心と体の健康を維持しながら、一つ一つ解消していきましょう。
体の健康
健康はすべての土台です。
健康がないと、行動が制限されてしまいます。アントニオ猪木氏が、「元気があれば何でもできる」と言っていますが、まさにその通りだと思います。
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健康を維持する具体的な方法は、
- 生活リズムに気をつける
- 食事に気をつける
- 適度な運動をする
- 健康診断を定期的に受ける
- 自分の身体に耳を傾ける時間を作る、などがあります
物質的な世界で生きていく以上、体の健康を保つことは、不安をなくすための基本です。
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こころの健康
人生における幸せや充実感を味わうには、「こころの健康(こころの平安)」がとても大切です。でも、多くの人がこのこころの平安が重要だということに気づいていない気がします。また、真のこころの平安を持っている人も少ないように感じます。
こころの平安を乱すのは、不安や心配です。
では、不安や心配は、どこから出てくるのでしょうか?
それは、想像したことが現実に起こったらどうしようかと思ってしまうことがほとんどです。ある統計によると、不安に思ったことの9割は実際には起こらなかったというデータもあります。
まずは、事実(現実)と想像(空想、ストーリー)を区別しましょう。
【事実・現実】
事実とは「実際に起こった事柄・現実に存在する事柄」
現実とは「今目の前に事実として現れている事柄や状態」
というようなことをいいます。つまり、客観的な事柄や状態といえるかと思います。
【想像・空想・ストーリー】
想像・空想とは「頭の中に思い描いているけれど、実際には存在していないこと」
ストーリーとは「自分で作っている物語、あるいは、小説・演劇・映画などの筋書き」
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どんな人も事実と異なる思い込みをする
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(ハンス・ロスリング著日経BP)に書かれているように、人間の脳には「ドラマティックな本能」というものがあり、どんな人も事実と異なる思い込み(想像)をしてしまうそうです。たとえば、こんな感じです。
(事実)彼から返事がこない
(想像)嫌われてしまったに違いない→単なる思い込み
(実際)仕事が忙しかった
(事実)ミスが続いた
(想像)またミスをする気がする→単なる思い込み
(実際)うまくできた
(事実)景気が悪い
(想像)これから先も景気が悪くて将来が不安→単なる思い込み
(実際)株価は上昇した
いずれも、一定の事実である「客観的な事柄や状態」に対して「主観的に思い描く事実や状態」(想像)を結びつけてしまい、その全体を事実として認識してしまうということをしてしまっています。
次回は、不安や心配事の解消方法をお伝えします。
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