東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
自分の好きなことを仕事にする「ライフワーク」に生きるのが、選択する人生ですと過去のブログでお伝えしました。「起業」とは、誰かに頼らずに自分にできることを事業にすることです。
いつから起業するべき?
いつかは起業したいと思っているかもしれません。では、起業はいつからやるべきなのでしょうか?その答えは、「今」です。これは国の状況から考えても、時代の背景からも言えることです。



起業しやすい時代
以前と比べて、起業しやすい時代になりました。
たとえば、会社を設立する際の資本金について。以前は、資本金は300万円とか、1,000万円必要だったのですが、今では極端な話、資本金は1円でも会社を設立できるようになりました。
広告についても、昔は高額なお金が必要でしたが、今はSNSなどいろいろなサービスを利用すれば、あまりお金をかけずにできるようになっています。起業するコスト、広告宣伝のコストが下がり、起業や経営のハードルが下がっています。
今は変化のスピードがものすごく早い時代です。変化が来てから起業をするのではなく、変化の波に乗っていけるよう、または、変化を自分で作っていけるよう、チャレンジするのであれば、今すぐにでも取り掛かりましょう。

若いうちはお金に投資するよりも
自分への投資を優先する
何をすればいいのかを考えるための重要なポイントは、「誰かの役に立つ商品・サービスか」「お金を出して買ってもらえる商品・サービスか」ということ。
もちろん、株やFX、仮想通貨などに投資するという考え方もあって、そのようなお金に関する投資もとても重要なことだと思います。
しかし私は、特に若いうちは、お金に投資することよりも先に、自分に投資することを優先する方がよいと考えています。自分の能力や経験を高め、人に何かを貢献して、その対価としてお金を頂くことで、お金が循環するというのが理想的な姿。

「人の役に立つ」というのが大前提
ただ単にお金をもうけるということではなく、「人の役に立つ」というのが大前提です。
短期的な株式や為替の売買は、自分が儲かるということは、誰かが損をしているということ。世の中を良くしていくとか、人のために役立つことにつながっているのかな?と私は感じてしまうのです。
どうやって事業をしていくのかを考える時、まずは「自分はどのような人の役に立てるのか」という視点で考えていきましょう。その時に自分の強みや、得意な分野、天命・使命のようなものの考えを持つことが大切です。
自分の強みの見つけ方は失敗をヒントにする
自分の強み・得意な分野の見つけ方は、「自分が苦労したところ、失敗したところから学んだこと」にヒントがあります。
また、あなたに20人くらいのファンができれば、事業として成り立つ可能性があります。100人のファンがいれば、さらに安泰だとはいえますが、最初から100人のファンがいなくてもいいのです。
日本で何番目ではなく、クラスで一番のレベルでよいのです。人の役に立てることを見つけましょう。
競合との差別化は要素を掛け合わせてつくる
競合と差別化できないと思っているかもしれませんね。いろいろな要素を掛け合わせればいいのです。
たとえば私の場合、
- 実家が自転車屋
- 公認会計士の資格を持っている
これだけでも、他の人とは違います。さらにもう一つくらい切り口があれば、すぐに1万人に1人くらいの特別な存在になれることでしょう。

今や、商圏は日本全国だけではなく、全世界に広がっているので、ニッチな市場のものでも、問題ありません。1つのことだけではなく、これが得意、この経験が他の人にはない、このようなものを組み合わせていけば、人のために役立って、あなた独自のオリジナルなものは見つかるのではないでしょうか。
次回は「何のために起業するのか?」の観点で発信します。
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