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ASHITA Tax and Accounting Office

起業の不安はその都度対処していきましょう(後編)

約3分

不安や心配事の解消方法

東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。

いざ起業するとなると、いろいろな不安がでてくると思います。その不安は、心と体の健康を維持しながら、一つ一つ解消していきましょう。と言うことで、後編です。前編はこちら >>

ノートに書き出して解消していく

不安や心配事で、頭がいっぱいになってしまうこともあります。そんな時は、ノートとペンを準備して、6つのことをやってみましょう。

  1. 何が現実で、何が想像なのかを明確に分ける
  2. 今(現在)という瞬間にフォーカスする
  3. 心配事を具体的に書いてみる
  4. 予想される最悪の結果を書いてみる
  5. 最悪の結果を受け入れる覚悟をする
  6. 問題や課題に真摯に取り組み、解決法を考える

過去にフォーカスすると後悔してしまいがちです。未来にフォーカスすると心配してしまいがちです。

今この瞬間に集中する

人は「今」というこの瞬間にしか生きられません。その貴重な今という時間を「過去」や「未来」に使うのではなく、「今この瞬間」に集中することで、不安や心配事が減っていきます。現実と想像を区別することで、今起こっていることだけをみられるようになるのです。

さらに最悪の結果を認識して、受け入れると決めると覚悟ができます。今できることにフォーカスして、それに全力を注いでいきましょう。

とけい時間と心理的時間

ドイツの作家であるエックハルト・トールは、時間には次の2つの概念があるといっています。

とけい時間
…実用的な目的で活用する時間のこと

とけい時間とは、日常生活や仕事など実用的な目的で活用するもので、過去の出来事を整理したり、将来の予定や計画を立てたりするためなど、実用的な目的で活用する時間のことです。

心理的時間
…内的な時間、過去や未来を自分とみなしてしまうこと

一方、心理的時間は、内的な時間人が心の中で焦点を当てている(フォーカスしている)時間のことです。

人間は「今」という時点に存在していても、心の中は「過去」にでも「未来」にでもいる(「過去」のことや「未来」のことを考える)ことができます。

そして、多くの人は、現在という「今」を生きているにもかかわらず、心の中(心理的時間)は「過去」や「未来」にいる、すなわち、「過去」や「未来」のことを考えていることが多いものです。

「今」にフォーカスし
「今」を精一杯生きる

心の平安が保たれていない時、心理的時間を「過去」や「未来」にしてしまうと、多くの場合次のようになってしまいます。

「過去」…悔やんでしまう
「未来」…心配してしまう

こうならないようにするためには、心理的時間を「今」にすることになります。

この「今」という時間に焦点を当て、「今」を一生懸命に生きることに集中すると、行動することにフォーカスがいくので、不安や心配が生まれにくくなります。また、「今、この瞬間」においては、問題がないことが多いです。心理的時間が「過去」や「未来」になっていると気づいたら、すぐに「今」に戻るようにします。

人生とは常に「今」展開しているものなので、今を精一杯生きることに集中することで、不安や心配は感じにくくなります。

この記事を書いた人

白根 悠皓
しらねゆうや/神奈川県小田原市出身。東京都台東区の上野・御徒町で育つ。東京大学工学部 都市工学科 都市計画コース卒業。卒業後は東京海上火災保険にて、企業保険の営業と企業商品開発部門での業務に従事。その後、KPMGグループの監査部門、あずさ監査法人にて上場企業の監査や株式公開支援、内部統制構築アドバイスなどを実施。

あしたの会計事務所立ち上げ後、上場企業や成功している企業のノウハウを中小企業に役立てることを使命として、幅広い顧客を対象に業務指導等を行うと同時に、クラウド会計ソフトをはじめとしたITツールの導入等を通じて、個人事業主や小規模企業の決算業務効率化に注力している。

『公認会計士・税理士・経営支援責任者・売上UPコンサル税理士』 会計・税務・財務・コンサル・コーチングのスキル/信頼できる専門家たちとの人脈を使って、夢や志の実現を目指している多くの人に気づきと安心を届け、みんなが自分の得意なことをやりながら、感謝でつながりあう世界を作りたい。

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