会社設立オンライン相談

ASHITA Tax and Accounting Office

資金繰りまたはキャッシュ・フローの把握

約2分

東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
今日は、お金の流れ(増減)を知る方法をお伝えします。

資金繰りまたはキャッシュ・フローの把握

「お金の世界と会計の世界について」でお伝えしたとおり、お金の世界と会計の世界は違います。損益計算書の利益だけをみて経営を判断するのは危険です。

特にあなたが

  1. 金融機関からお金を借りている
  2. 大きな設備投資をしている
  3. 売上代金の回収に時間がかかる

などの場合は、資金繰りの管理が必要です。なぜかというと、このような場合、会計の世界のもうけ(利益)と、お金の世界のもうけ(収支)とが大きく異なっている場合が多いからです。
(「 お金の世界と会計の世界」を参照)

お金の流れ(増減)を知る方法として、「資金繰り表」または「キャッシュ・フロー計算書」というものがあります。これらは、現金や預金の収入と支出を区分ごと※に集計したものです。
※営業活動・投資活動・財務活動に分けます。

ただ、残念ながらこの「資金繰り表」または「キャッシュ・フロー計算書」は個人事業主や中小企業が作成を義務付けられている書類ではないため、普段目にすることがほとんどありません。会計ソフトを使っている場合には自分でこれを出力する必要があります。

また、資金繰りは過去を見るだけではなく、将来どうなるかという視点でも見なくてはいけません。この場合は自分で作成をする必要があります。

普段見ている試算表から作れる形式の資金繰り表のひな形を作成してみました。

 >>無料プレゼントを受け取る<<  
こちらからLINE公式にご登録いただき、受け取ってください。

次回は、その他の経費管理についてです。

この記事を書いた人

白根 悠皓
しらねゆうや/神奈川県小田原市出身。東京都台東区の上野・御徒町で育つ。東京大学工学部 都市工学科 都市計画コース卒業。卒業後は東京海上火災保険にて、企業保険の営業と企業商品開発部門での業務に従事。その後、KPMGグループの監査部門、あずさ監査法人にて上場企業の監査や株式公開支援、内部統制構築アドバイスなどを実施。

あしたの会計事務所立ち上げ後、上場企業や成功している企業のノウハウを中小企業に役立てることを使命として、幅広い顧客を対象に業務指導等を行うと同時に、クラウド会計ソフトをはじめとしたITツールの導入等を通じて、個人事業主や小規模企業の決算業務効率化に注力している。

『公認会計士・税理士・経営支援責任者・売上UPコンサル税理士』 会計・税務・財務・コンサル・コーチングのスキル/信頼できる専門家たちとの人脈を使って、夢や志の実現を目指している多くの人に気づきと安心を届け、みんなが自分の得意なことをやりながら、感謝でつながりあう世界を作りたい。

Comment On Facebook