会社設立オンライン相談

ASHITA Tax and Accounting Office

事業をまわすサイクル

約3分

東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。

「自分らしく生きてみたい、起業にチャレンジしたい」方に向けて発信しています。今日は、事業を回すサイクルについて、一緒に考えてみましょう。

サイクルを回して事業を継続させていく

事業とは、お客様に価値を提供することですが、事業を経営するということは、次のサイクルを回して事業を継続させていくことになります。また、それぞれに壁があるので、経営者はその壁を乗り越えて事業のサイクルを回していくことが必要です。

  • お客様を集める
  • お客様に商品やサービスを購入していただく
  • 提供する商品やサービスを開発
  • 改善する
  • 購入いただいたお客様をフォローする

集客

起業・開業しただけでは知ってもらえないので、集客・マーケティング活動をする必要があります。ただ、起業をする方の多くがこの段階(集客の壁)でつまずいてしまうのが現実のようです。集客・マーケティングには、

直接営業:面識のない新規客に直接アプローチ
間接営業:見込み客を知っている方から紹介

の2種類があり、様々な手法があります。集客・マーケティングに関するいろいろな書籍等もでていますので、こういったものを参考に、自分にあった集客方法を見つけていただければと思います。

販売〜商品・サービス

なぜ、「販売」が先で、「商品・サービス」が後なのかと思うかもしれません。それは、お客様が満足する「商品・サービス」を提供すべきという考えからです。

商品提供側がよいものを作ったつもりでも、お客様が価値を感じなければ、購入してもらえません。なので、まずは買ってもらえるものを売ります。どちらかといえば、商品の完成度が80%くらいだったとしても、まずは販売して、お客様の反応をみるという方法の方がよいのです。お客様に使っていただき、満足していただけるように工夫や改善を重ねて、商品を作り上げていくという考え方が大切です。

フォロー

どのような商品・サービスを取り扱うとしても、購入していただくのは人です。もちろん商品・サービスも大事ですが、最後はお客様や事業と関わる人々とどのようにコミュニケーションをするのかが大切になります。小さなことでも約束を守ることで、その人のことを信頼できるようになります。事業は信頼を積み上げていくということが根幹になります。

上の4つのサイクルは、あなたが一人で回していくのもよいです。あるいは、あなたは経営者になり、他の人(従業員や外注先)やIT技術を使ってサイクルをまわしてもらう仕組みを作るのもよいです。壁にぶつかったら、書籍や専門家などを頼りにしながら、乗り越えていきましょう。

この記事を書いた人

白根 悠皓
しらねゆうや/神奈川県小田原市出身。東京都台東区の上野・御徒町で育つ。東京大学工学部 都市工学科 都市計画コース卒業。卒業後は東京海上火災保険にて、企業保険の営業と企業商品開発部門での業務に従事。その後、KPMGグループの監査部門、あずさ監査法人にて上場企業の監査や株式公開支援、内部統制構築アドバイスなどを実施。

あしたの会計事務所立ち上げ後、上場企業や成功している企業のノウハウを中小企業に役立てることを使命として、幅広い顧客を対象に業務指導等を行うと同時に、クラウド会計ソフトをはじめとしたITツールの導入等を通じて、個人事業主や小規模企業の決算業務効率化に注力している。

『公認会計士・税理士・経営支援責任者・売上UPコンサル税理士』 会計・税務・財務・コンサル・コーチングのスキル/信頼できる専門家たちとの人脈を使って、夢や志の実現を目指している多くの人に気づきと安心を届け、みんなが自分の得意なことをやりながら、感謝でつながりあう世界を作りたい。

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