東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
個人事業主として事業が決まったら、次は屋号について考えてみましょう。

屋号を考えてみる
屋号とは、個人事業を始めるときの名前のことです。お店ならば、お店の名前です。会社を作る場合は、〇〇株式会社というような名前ができますが、個人事業主は名前(屋号)をつけなくても大丈夫です。
ただ、屋号があった方が、あなたやあなたの事業を憶えてもらいやすくなることでしょう。屋号について考えてみましょう。
屋号には決まりはありません。ただ実際に屋号を考えようとすると迷ってしまうことでしょう。ここではポイントについてお伝えします。
1.事業の内容がわかりやすいものにする
あなたの事業の内容がわかりやすいものにするという方法もあります。
- 〇〇美容室
- スーパー〇〇
- 〇〇文具店
などです。

2.読みやすい、言いやすいものを選ぶ
人は、文字を一瞬で把握して言おうとします。パッとみて読めないと、なかなか覚えてもらえません。覚えてもらえないということは、あなたがやっている事業の内容を誰かに頼みたい、あるいは買いたいと思った時に、あなたのことを思い浮かべてもらえないということです。
せっかくの事業チャンスを逃す可能性もあります。読みやすくて言いやすいものを選ぶことで、「あなたがやっている事業は他ではなくはあなたに頼もう」と覚えてもらえることでしょう。

3.名前の由来が語れるものを選ぶ
こだわりがあり、あまり見かけないものや読みにくいものなどにする場合は、名前の由来が語れるものを選びましょう。この名前の由来は〇〇なのですと語ることで、そのストーリーからあなたの事業が相手の印象に残り、覚えてもらえることでしょう。

「開業届」には、屋号を記載することができます。「開業届」を提出する前までに、屋号を決めておきましょう。屋号は必須ではありませんので、「私は個人名で活動するから屋号はつけない」という選択も可能です。
次回は、資金計画にについてです。
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