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ASHITA Tax and Accounting Office

屋号を考えてみる

約3分

東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
個人事業主として事業が決まったら、次は屋号について考えてみましょう。

屋号を考えてみる

屋号とは、個人事業を始めるときの名前のことです。お店ならば、お店の名前です。会社を作る場合は、〇〇株式会社というような名前ができますが、個人事業主は名前(屋号)をつけなくても大丈夫です。

ただ、屋号があった方が、あなたやあなたの事業を憶えてもらいやすくなることでしょう。屋号について考えてみましょう。

屋号には決まりはありません。ただ実際に屋号を考えようとすると迷ってしまうことでしょう。ここではポイントについてお伝えします。

1.事業の内容がわかりやすいものにする

あなたの事業の内容がわかりやすいものにするという方法もあります。

  • 〇〇美容室
  • スーパー〇〇
  • 〇〇文具店

などです。

2.読みやすい、言いやすいものを選ぶ

人は、文字を一瞬で把握して言おうとします。パッとみて読めないと、なかなか覚えてもらえません。覚えてもらえないということは、あなたがやっている事業の内容を誰かに頼みたい、あるいは買いたいと思った時に、あなたのことを思い浮かべてもらえないということです。

せっかくの事業チャンスを逃す可能性もあります。読みやすくて言いやすいものを選ぶことで、「あなたがやっている事業は他ではなくはあなたに頼もう」と覚えてもらえることでしょう。

3.名前の由来が語れるものを選ぶ

こだわりがあり、あまり見かけないものや読みにくいものなどにする場合は、名前の由来が語れるものを選びましょう。この名前の由来は〇〇なのですと語ることで、そのストーリーからあなたの事業が相手の印象に残り、覚えてもらえることでしょう。

「開業届」には、屋号を記載することができます。「開業届」を提出する前までに、屋号を決めておきましょう。屋号は必須ではありませんので、「私は個人名で活動するから屋号はつけない」という選択も可能です。

次回は、資金計画にについてです。

この記事を書いた人

白根 悠皓
しらねゆうや/神奈川県小田原市出身。東京都台東区の上野・御徒町で育つ。東京大学工学部 都市工学科 都市計画コース卒業。卒業後は東京海上火災保険にて、企業保険の営業と企業商品開発部門での業務に従事。その後、KPMGグループの監査部門、あずさ監査法人にて上場企業の監査や株式公開支援、内部統制構築アドバイスなどを実施。

あしたの会計事務所立ち上げ後、上場企業や成功している企業のノウハウを中小企業に役立てることを使命として、幅広い顧客を対象に業務指導等を行うと同時に、クラウド会計ソフトをはじめとしたITツールの導入等を通じて、個人事業主や小規模企業の決算業務効率化に注力している。

『公認会計士・税理士・経営支援責任者・売上UPコンサル税理士』 会計・税務・財務・コンサル・コーチングのスキル/信頼できる専門家たちとの人脈を使って、夢や志の実現を目指している多くの人に気づきと安心を届け、みんなが自分の得意なことをやりながら、感謝でつながりあう世界を作りたい。

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