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ASHITA Tax and Accounting Office

事業環境を分析する

約2分

東京都台東区の上野・御徒町で会計事務所をしております、白根悠皓(しらねゆうや)です。
この記事ではSWOT分析、クロスSWOT分析についてわかりやすく図解します。

事業環境を分析する

事業のアイデアを整理するために、まずは事業環境の分析を行っていきます。分析を行うフレームワークの一つに、SWOT分析というものがあります。

【SWOT分析】

SWOT分析とは、

①内部環境
経営資源:人・もの・金・情報
事業モデル:価格・品質・マーケティング戦略等のプラス(強み・Strength)とマイナス(弱み・Weakness)

②外部環境
市場・競合・経済・政治・法律等のプラス(機会・Opportunity)とマイナス(脅威・Threat)

を分析することにより、経営の意思決定、経営資源の最適化などを行うためのフレームワークです。このフレームワークを通じて大切なこととは、

  • 自分の強みを見つけること
  • その強みを生かせる機会(チャンス)を見つけること
  • その機会にどう攻め込んでいくかを考えること

等になってきます。

SWOT分析

【クロスSWOT分析】

さらに考察を深めるために、SWOT分析で明らかにした強み・弱み・機会・脅威の4つの要素を掛け合わせて事業の戦略等を考える、クロスSWOT分析という方法があります。
機会↔︎脅威、強み↔︎弱みによって下記の4つに分類されます。

【機会】×【強み】:積極的攻勢策…ここにフォーカスします

  • 【機会】×【弱み】:弱点強化策
  • 【脅威】×【強み】:差別化策
  • 【脅威】×【弱み】:脅威回避策
クロスSWOT分析

次回は、コンセプトや事業モデルを言葉としてまとめていきます。

この記事を書いた人

白根 悠皓
しらねゆうや/神奈川県小田原市出身。東京都台東区の上野・御徒町で育つ。東京大学工学部 都市工学科 都市計画コース卒業。卒業後は東京海上火災保険にて、企業保険の営業と企業商品開発部門での業務に従事。その後、KPMGグループの監査部門、あずさ監査法人にて上場企業の監査や株式公開支援、内部統制構築アドバイスなどを実施。

あしたの会計事務所立ち上げ後、上場企業や成功している企業のノウハウを中小企業に役立てることを使命として、幅広い顧客を対象に業務指導等を行うと同時に、クラウド会計ソフトをはじめとしたITツールの導入等を通じて、個人事業主や小規模企業の決算業務効率化に注力している。

『公認会計士・税理士・経営支援責任者・売上UPコンサル税理士』 会計・税務・財務・コンサル・コーチングのスキル/信頼できる専門家たちとの人脈を使って、夢や志の実現を目指している多くの人に気づきと安心を届け、みんなが自分の得意なことをやりながら、感謝でつながりあう世界を作りたい。

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